波長が合わない人の特徴|スピリチュアル視点からの対処法とは

スピリチュアル

どうやっても合わない人。
決定的な嫌なこともないのに、なぜか仲良くなれる気がしない人。

そんな相性の悪い人のことを「波長が合わない」または「波動が合わない」といいます。

もしかして、あなたが苦手だなと思っている人は、スピリチュアル的に「波長が合わない人」かもしれません。

波長が合わない人の特徴、スピリチュアルなサイン、対処法などをまとめました。



波長が合わない人を一言で表すと…

あなたにとって波長が合わない人を判断するとき、スピリチュアルなサインを一言で表すなら「違和感」です。

良い悪い、好き嫌いを越えて、波長が合わない人のすること、言うこと、動きすら全部に違和感を覚えます。

なんだかしっくりこなくて、受け入れづらくて…。

違和感だらけなんです。

波長が合わない人のスピリチュアルなサイン

具体的に波長が合わないと感じる人は、どんな特徴を持っているのでしょうか。

ここからは、そんな波長が合わないと感じる人の特徴を順に見ていきましょう。

共感するものが何もない

波長が合わない人には、なぜか共感できるものがひとつもありません。

仕事のやり方や考え方はもちろん、趣味から笑いのツボまでさっぱりです。

まるで、暇なときに、ただつけてあるテレビ番組を見ているような感覚。

なんとなく見ていても、心から楽しんでいるわけではない。

その人の言葉を聞いても、心が揺さぶられることはなく、頷くことすら難しいです。

仕事のやり方を見ても、真似したい部分が一切見つからず、仕事そのものに情熱を感じられくなってきます。

趣味の話題でも、その人が好きな映画や音楽、旅行の話、笑いのツボまで自分の興味の範疇からは外れている。

相手に対する共感が生まれず、「ふーん」といった反応しか出てきません。

「わかるわかる!」という共感からはほど遠く、「私も同じ!」と感じることもありません。

まるでテンポの悪い映画を見ているよう。

一緒に過ごす時間は、なんとも平坦で、どこか物足りない感じがします。

言葉が通じない

波長が合わない人は、言葉が通じません。

これは「言い方が気に入らない」とか、「話し方が苦手」レベルの問題ではない。

その人が話している内容が、なぜか理解できないのです。

それはまるで、未知の言語を聞いているかのよう。

その人が何を言っているのか、なぜこのタイミングでこの話をし出したのか、さっぱりわからない。

会話は基本的にパズルのようなものです。

相手の言葉と自分の理解がうまく噛み合うと、パズルのピースが合う感覚です。

ただ、同じ言語を使い、予期せぬことが起きたような場面でない限り、パズルを合わせるのに苦労はしません。

でも、「波長が合わない人」の場合、そのピースがどうしても噛み合いません。

その人がどんなにゆっくり丁寧に話してくれても、話の内容が頭に入ってこない。

相手が身振り手振りで何かを伝えようとしてくれても、それが何なのか理解できない。

それはまるで、文字の読めない子どもに小説を見せているようなもの。

相手が話している内容について、心に響く以前に、頭で理解できないこともあります。

ことごとくタイミングが悪い

波長が合わない人の特徴として目立つのが、タイミングの悪さです。

その悪さは、まるでフィクションのよう。

波長が合わない人とは、何事もタイミングが絶妙に合わないのです。

例えば、スマホを忘れた日に限って上司から電話があります。

その結果、「緊急だったのに連絡が取れない」と注意されます。

また、イベントの計画をしていて、みんなからの連絡待ち。

そんなとき、波長の悪い人からの連絡だけなくて、計画が進めないなどもあります。

「なんで今なの?」「そして、なんでまたあなたなの?」と思うタイミングばかり。

まるで、2人の間に見えない壁があるかのように感じます。

それはまるで、テレビのリモコンが思うように反応しないような感覚。

また、このタイミングの悪さは誤解やすれ違いを生む原因にもなり、小さなズレが更に2人の関係を悪化させます。

自然体でいられない

波長が合わない人と一緒にいると、どうにも自然体でいられないことがあります。

他の人となら楽しく盛り上がる話題でも、何故か無理をして話すことが多くなる。

笑顔まで作り笑いに感じて、その違和感に自分でも驚くほど。

自分が言っていることすら「これ、本心じゃないのに…」というな感覚になることもあります。

普段と違った態度をしたり、言葉遣いをしたりする自分に疲れてしまいます。

価値観が全く違う

波長が合わない人とは、価値観が全く違うので、困ったものです。

あなたが日常生活で当たり前に行っていること、大切にしているもの、絶対に曲げられない信念が、全く異なるのです。

例えば、あなたが『家族を何よりも大切にしたい』と考えているとしましょう。

すると、波長が合わない人に限って『家族を優先して、仕事を疎かにするから出世できない』みたいなことを言う。

そんな言葉、家族が一番と思っている人には理解するのは難しいですよね。

私自身の経験で、波長が合わない上司から「部下がには定期的に奢ってあげろ」と言われたことがあります。

堅実に貯金したい派の私にとっては、耳を疑う言葉でした。

波長が合わない人との価値観は、「ここまで違うの!?」と驚くほどかけ離れている。

仲の良い友達などが違う価値観を持っていても、「そんな人もいるのね~」とスッと受け入れることが出来ますが…。

波長の合わない人だと、距離が離れる一方です。

一緒にいてつまらない

一緒にいる時間が面白くない、それが波長が合わない人との交流の特徴です。

そう、何を話しても、なんだか話題自体がつまらない。

具体的な例がいくつかあったので、紹介します。

上司が、仕事以外の話をしてきたら、「昔UFOを見たことがある」という話だった。

UFOに興味もなければ、話を聞きたいとも思わない。

私が気分良く出社した日に限って、上司がテンションが低い。

普通に出社した日は、めっちゃテンション高くて、無駄に絡んでくる。

上司が大笑いしながら話してるけど、何が面白いのかさっぱりわからん。

共に行動していて、次どうする?を二択で決めるのだけど、ことごとく意見が合わない。

とかなり深刻。

共通点もなければ、選ぶものも違うので、全く面白くないんですね。

沈黙がとにかく気まずい

波長が合わない人と一緒だと、その沈黙がとても気まずいです。

仲の良い友達と一緒のとき、多少無言の時間があっても全く気になりませんよね。

お互いがスマホをいじったり、ただ景色を眺めたり。

友達と違って、波長が合わない人との関係には安心感がありません。

安心している人、安心している場所では、気まずいことはなかなか起こりません。

馴染みの喫茶店で、コーヒーが出てくるのが遅くても、「また今日も忙しいな」くらいしか思わない。

でも、初めて行く喫茶店だと、「もしかしてセルフサービス?」「忘れられてる?」とそわそわしてしまう。

波長が合わない人との沈黙も、似ています。

相手が何をしているか、目線や動きが気になって、結局無駄な話をしてしまうんですね。

短い沈黙てもすごく長く感じてしまうのが、波長が合わない人との特徴です。

波長が合わない人と接すると何が起こるの?

ここからは、具体的に波長が合わない人と接すると何が起きるのか、それぞれの現象を深掘りしていきます。

あなたが波長が合わないと思っている人との間に、当てはまる現象はあるでしょうか?

とにかく疲れる

波長が合わない人と過ごすと、驚くほど疲労感が押し寄せます。

楽しい瞬間はほぼないので、頑張って話を合わせているうちに、あっという間に疲れ果ててしまいます。

例えば、あなたが苦手な上司との飲み会に参加することを想像してみてください。

その場の雰囲気に合わせて無理に笑いをつくり出す。

次々と話題を探し、空気を読みつつ自分の発言を制御するのに、なんだか盛り上がらない。

そんな一晩を過ごすと、まるでフルマラソンを走ったかのように疲れ果てます。

そしてその疲労感は次の日まで続くことも…。

ちょっとした二日酔いよりも、体がダルくて動きたくない…こんな経験、ありませんか?

このように、波長が合わない人との関わりは、心身の両方に影響を及ぼします。

精神的にも、そして肉体的にも疲労が蓄積していくのです。

まさにエネルギーを大量に消費する、それが波長が合わない人との交流の現実です。

お互いがお互いを傷つけている

波長の悪いもの同士は、会話も噛み合わないし、共感するものも全く違うので、お互いを全く理解していません。

そのせいで、良かれと思って言うこと、やること全部が裏目に出るため、常にお互いが傷つけあいます。

一歩前に進むつもりが、実は二歩後退してしまっている…そんな感じです。

話していてもつい感情的になったり、選ぶ言葉が辛辣になってしまったり…。

話すうちに感情と緊張感が高ぶり、無意識に表情が硬くなったり、態度がきつくなったりすることも。

波長が合わない人との関係では、残念ながらこのような事態が繰り返されます。

結果として、接する度に、互いが互いを深く傷つける悪循環に陥ってしまうのです。

一緒にいるとイライラする

イライラの根源、それはストレスです。

波長が合わない人は、あなたにとって、すべてのストレスの根源を備えている存在。

価値観が自分と全く違う、言葉が通じない、意味不明な対応、これらすべてがストレスとして、あなたをイライラさせます。

残念ながら、そのイライラは、一緒にいる限りは止まることがありません。

平穏な時間を求めても、波長の合わない存在は、平穏を遮り続けます。

結果、精神はさらにイライラの状態に…。

自分の悪いところが引き出される

私たち1人1人には、素晴らしい長所もあれば、そうでない短所もあります。

その長所と短所は場面や状況によって見え隠れします。

そして、その長所と短所の引き出しを開けるのには、人間関係も大いに関わっています。

波長が合わない人と一緒にいると、何となく自分の短所が浮き彫りになる感じはありませんか?

まるで彼らが自分の短所を引き出す魔術師のように。

例えば、

私の彼氏、浮気してそうな気がする

と不安を感じると、自分でも驚くほど嫉妬深く、束縛しがちな自分になる。

でも、安心できる彼氏といれば、その束縛心や嫉妬心は、まるで嘘みたいに姿を表さない。

人間関係で、自分の短所ばかり目に付くと感じたら、その人は波長の合わない人かもしれません。

波長が合わない人と付き合うときの対処法

波長が合わない人の一番の対処法は、距離を取ることです。

しかし、会社の上司や親戚など、完全に距離を置けない立場の人もいるでしょう。

そんなときはどう対処すればいいのでしょうか。

最小限の付き合いしかしない

非常にシンプルな回答ですが、最小限の付き合いしかしないのが、一番の対処法です。

完全に距離を置ければ一番いいのですが、会社の上司など、スグにお付き合いを止められない人もいるでしょう。

その場合も、必要最低限の仕事のコミュニケーションだけに絞ります。

ランチ、休憩時間を一緒にするなどは、まずやめた方がいい。

ましてや、自ら進んで誘う必要もありません。

かと言って、相手に無愛想にすればいいわけではわけではありません。

あくまでも立場上の社交性は保ちつつ、波長が合わない人とのエネルギーの交換を最小限に抑えるのがポイント。

これは「自己保護」と「エネルギーの節約」です。

自分のエネルギーを大切にし、波長が合わない人との関わりから生じるストレスを最小限に抑えることができます。

一対一でなく複数の付き合いを心掛ける

どうしても波長の合わない人と接する場合、大人数で接することです。

なるべく一対一での関わりを避け、複数人の中での交流を心掛けましょう。

多人数の中では、その人からの影響力が分散される。

言い換えれば、心地よくない影響を一人で全部受け止めることなく、負担が軽減されます。

ストレスも半分以下になると言っても過言ではありません。

もし上手くいけば、直接の会話をせずに済むこともあります。

波長が合わない人と付き合うときは、賢くエネルギーを管理することが大切。

あなたのエネルギーを守りながら上手に人間関係を維持するのが秘訣です。

相手を出来るだけ意識の外に押し出す

私たちの思考はとてもパワフルで、考えることで行動まで左右されます。

だからこそ、波長が合わない人について、出来るだけ考えないことが大切です。

悪口を言ったり、悶々と悩んだりするのは、自分自身にストレスを与えるだけ。

心と意識を不快な人に占領されることは、最も辛い状況です。

だから、波長の合わない人を出来るだけ意識から押し出すことが重要です。

心を晴れやかに保つためには、「考えない」ことが鍵。

会社などでどうしても接しないといけないときも、その時間を過ぎたらスイッチを切り替える。

接していないときは、出来るだけ考えない、いや出来れば一切考えないくらいで丁度いいです。

相手に変化を望まない

人間関係の難しさのひとつは、「相手が変わってくれたらいいのに」という希望です。

波長が合わない人は、相性の問題。

それは服のサイズ感に似ていて、あなたの体に相手のサイズが合わないだけです。

小さい服を無理に着ようとすれば、ストレスが溜まりますし、大きすぎれば見た目がずれます。

同じように、あなたが良くて相手が悪いとか、その逆とか、そういった「良い悪い」の問題ではありません。

あなたには波長が悪くても、波長が良いと感じる人もいるのです。

自分に合わないだけだから、相手が変わってくれるのを望んでも無理なのです(キッパリ)

表面上の付き合いを徹底する

波長の合わない人と付き合うための上級テクニックが、「表面上の付き合いだけ」です。

言葉を選び、必要以上に意見をぶつけないことです。

職場では議論や討論は有意義なことですが、波長が合わない人とはなぜか効果はありません。

深い本音まで話す必要もないでしょう。

相手に関心を持たず、意識すら最低限にしか向けないこと。

挨拶はきちんとした方がいいですが、それ以上の雑談はなくてもいいです。

表面上の付き合いを徹底することで、自分自身を守りましょう。

聞き流すことを覚える

波長が合わない人と円滑に過ごすには、聞き流すスキルが大切。

大事なことは、相手の言葉が心に刺さらないようにすることです。

ひとつひとつの言葉をいちいち相手にしていたら、自分の心を疲弊させます。

たとえば、SNSで気持ちの良くないコメントや投稿を見たとき、いちいち全身全霊で受け止めていたらキリがない。

相手の嫌な言葉は、窓から風で流れて落ち葉が入ってきたくらいに受け止めます。

波長の合わない相手が言うことも、たまたま目に入ったネットの投稿だと思えばいい。

あなたが過剰に反応しなければ、なぜか相手も次第に反応しなくなります。

波動が合わない人と出会うスピリチュアルな意味とは

人生で意味のない出会いは、何一つないと言います。

では波長の合わない人と出会った意味もあるのでしょうか。

波長の合わない人との出会いの意味、役割を掘り下げます。

自分自身のことがよくわかる

波長が合わない相手がもたらす意外な恩恵、それは、自分自身について深く理解できることです。

人間は自分を客観的に見るのはなかなか難しいものです。

しかし、波長が合わない相手は、あなた自身の価値観や大切なものを振り返らせてくれます。

どんなに相違があっても「この価値観は譲れない!」と思うのだから、これからも大切にしよう。

相手に否定されてこんなに嫌になるってことは、それだけ好きなものってことか。

と、自分のことを改めて見つめ直せます。

自己理解したら、あとは自分の好きなもの、大切なものに素直に生きるだけ。

改めて気づいた自分の価値観を大切にし、あなた自身が自分らしさを尊重出来れば、これ以上幸せなことはありません。

今いる環境を見直す

波長の合わない人と出会うとき、その場所について考えて見てください。

それは環境を見つめ直す重要な機会です。

例えば、職場である特定の上司と波長が合わないだけなら、個々の問題だと言えるでしょう。

しかし、他にも波長が合わない上司がうじゃうじゃいる。

または、何かあっても常に上司の味方をする人ばかりで、あなたが悪者になってしまう。

それは、会社そのものにあなたの波長が合わない人が集結している。

つまり会社そのものと波長が合わないのかもしれません。

「私は、この会社に必要とされているの?」ではなく、「私の人生にこの会社は必要?」と問いかけて見てください。

「私にこの会社は必要ない」と思えば、無理して会社にいる必要もないし、波長が合わない人と過ごす意味もない。

もしかしたらスピリチュアルなメッセージかも。

“もう一度、自分がどこに立つべきか見つめ直してみなさい”というサインです。

人生の転機を迎える準備に入った

あなたが波長が合わない人と出会うとき、それは人生の大きな節目、転機を迎えようとしているサインかも。

人生の転機を振り返ったとき、多くの人が口にする体験談のひとつに

思いがけないトラブルが起き、それまでの生活が突然変わった。今振り返れば、あれは人生の転機。

があります。

転機は、一見すると困難にも見えますが、真の意味での転機はチャンスそのもの。

「もしかしたら転機が来る?」とあなたが前を向き、ポジティブな気持ちでいれば、一気に良い方へと方向が変わります。

チャンスをつかむためには、波長の合わない人に意識を向けないこと。

波長が合う新たな出会いやチャンスを見逃さないよう、視野を広げてアンテナをはりましょう。

そして何より、転機はワクワクする瞬間。

あなた自身が楽しんで、新たな人生の転機を迎えていくことが何より大切です。

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波長が合わない人はいずれ離れていく?

波長が合わない人とは、いずれ離れていく間柄です。

もちろん、波長は変わるものなので、いずれ合うことがあるかもしれません。

しかし、今波長が合わない人と、明日から急に波長が合うことはないです。

また、長い時間を経て波長が合うときが来たとしても、また波長が合わなくなることがほとんど。

だからこそ、波長の合わない人はいずれ離れていくと考えてあなたの未来を展望しましょう。

何度も言いますが、波長の合わない人にあなたのエネルギーを奪われてはいけません。

合わないのだと割り切れば表面的な付き合いに徹し、接する機会を減らすこと。

あなたのエネルギーは、波長の合う人に向け、素晴らしい人間関係を作ってください。

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